基本情報

ロベール・ドローネー(1885年~1941年)は、フランスの画家で、印象派から新印象派の流れ、ゴーギャンからポン=タ・ヴァン派の流れ、フォーヴィズム、キュビズムを統合し、そこに未来派を加えて抽象絵画へと昇華させた。1885年にパリで生まれ、1902年17歳でロンジンのアトリエで舞台デザイナーの見習いをし、その後画家に転向。1904年のアンデパンダン展では6作品を出展した。1905年にはフォーヴィズムの強烈な色彩表現に出会い、1906年にはブルターニュを旅する中で、ポン=タ・ヴァン派の色彩と、スーラらの新印象派の技法を混合した鮮やかなモザイク手法を生み出した。1909年になるとキュビズムに傾倒するが、ピカソやブラックのように静物を描くのではなく、エッフェル塔など街のモチーフを好んで選び、キュビズムを極端に押し進めることはせずに色彩を残した。1910年に画家のソニア・テルクと結婚、翌年にはカンディスキーに世界初の抽象絵画展である青騎士展に招待される。これにより、作品の抽象化が急速に進んだ。1914年に第一次世界大戦が勃発したことで、スペイン・ポルトガルへ非難し、1921年にパリに戻った。20歳代で急激な進化を見せたドローネーの作品だが、この頃には大戦前のスタイルから大きく変化はなかった。1941年モンペリエにて癌の為他界した。

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