基本情報

ウンベルト・ボッチョーニ(1882年~1916年)は、イタリアの画家、彫刻家、理論家。ボッチョーニは、マルクス主義者であり、未来派の主要メンバーだった。1882年、レッジョ・カラブリアで生まれ、幼年期はフォルリで過ごす。1901年からローマの美術学校に通い、独学で美術を学ぶ。翌年1902年にパリへ渡り、印象派、ポスト印象派を模倣した。1907年にミラノへ移住し、詩人のマリネッティ、色彩分離派の画家たちと親交を深めた。1910年、カルロ・カッラ、ルイージ・ルッソロ、ジャコモ・バッラ、ジーノ・セヴェリーニ等と共に、未来派画家宣言、未来派運動の技術宣言を発表。近代アーティストのゴールは、モデルや過去の具象美術の伝統の縛りから自由になり、同時代のダイナミックに発展し続ける社会へ決然と進んでいくことだと主張した。第一次世界大戦の布告によって、ボッチョーニはヴェローナ近郊のソルテで砲兵連体に入隊するが、1916年8月16日、騎兵隊の訓練中に落馬し、馬に踏みつけられて、翌日33歳の若さで死去した。ボッチョーニの造形のダイナミズムや、脱構築的な構造は、彼の死後も多くの芸術家に影響を与えており、作品は多くの美術館で展示されている。1988年には、メトロポリタン美術館がボッチョーニの大回顧展を開催し、100点以上の作品が展示された。

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