基本情報

ジョルジュ・ブラック(1882年~1963年)は、フランスの画家、彫刻家、版画家である。1906年にフォーヴィスムに参加し、その後は、パブロ・ピカソと共にキュビスムの発展に貢献した。1907年にサロン・ドートンヌで開催された「セザンヌ回顧展」を見て感銘を受けたブラックは、セザンヌの影響を受けた「レスタックの家」や「家と木」など、最初のキュビスム的な作品を描いている。同年、「アヴィニョンの娘たち」を見たブラックは、ピカソが同じ方向を向いているのを感じ、以来ピカソと連携しながら作品を制作していった。1911年からブラックとピカソは、平面を重ねることで遠近感を出す技法「パピエ・コレ」を開発し、パピエ・コレの手法はコラージュへと発展した。1914年、第一次世界大戦に出兵したブラックは頭部に負傷を負う。1916年に除隊し、翌年から制作を再開。スタイルとして行き詰ったキュビスムからは離れ、独自の作風を作り上げていった。モチーフにはそれまで多用していた楽器がなくなり、骸骨など暗いものが増えていった。さらに、晩年には鳥をモチーフとしたリトグラフの作品シリーズを描いた。1937年、カーネギー財団大賞受賞、1948年ヴェネツィア・ビエンナーレ大賞を受賞した。1963年8月、パリで生涯の幕を閉じた。

  • 登録作品数1
  • 最終更新日
  • 作品一覧