基本情報

フランス・ハルス(1582年~1666年)はオランダ人のオランダ黄金時代に活躍した画家(主に肖像画)家であり、ハールレムを拠点としていた。ハルスはその柔らかな筆使いで有名で、またオランダ絵画に活気ある絵画様式を導入することを助長し、17世紀の集団肖像画の発展においては大きな役割を果たすこととなった。

ハルスは1582年もしくは3年にアントワープで生まれた。フランドルのカレル・ヴァン・マンデルの元で修行をしたと言われているが、ハルスの作品にはその影響は伺うことはできない。ハルスは肖像画家として最もよく知られており、生涯を通し3度描いたとされるピーター・ヤン・デン・ブルークやアイザック・アブラハム・マッサを代表とする裕福な市民を主に描き、時には地元の市民団体の護衛兵や病院のために集団肖像画の制作もおこなった。ハルスは写実主義でもあり、役人や組合人の宴会や集まり、市長から事務員までの地方議員、歌手、紳士、魚売り、居酒屋の店主など様々な階級の存在する社会もまた描いた。『ハールレムの聖ゲオルギウス市民隊幹部の宴会』(1616年)を代表とする集団肖像画は、それぞれの人物を違った方法で描き上げており、描かれた顔は理想化されておらず非常に写実的で明確に区別され、様々なポーズと表情で個性を表現している。

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