基本情報

アンソニー・ヴァン・ダイク(1599年~1641年)はバロック期のフランドルの芸術家であり、イタリアと南ネーデルランドで大きな成功を収めたのちにイギリスで宮廷画家となった。ヴァン・ダイクはチャールス1世とその家族を描いた肖像画で最も有名であり、くつろぎのある優雅な絵画を描き、その後の150年間のイギリスの肖像絵画に大きな影響を与え続けることとなった。

ヴァン・ダイクはまた聖書的、そして神話的な題材でも絵画を描き、製図者としては際立った腕前を見せ、また水彩画や銅版画でも革新者として重要な人物であった。

ヴァン・ダイクはアントワープに生まれ、当時17歳であった1615年-16年にかけて初めて一人で仕事を請負うこととなる。1621年にはイギリスのジェームス1世に仕えていたが、その後イタリアに旅立ち1627年までイタリアに滞在した。『バルビの子供達』(1625年~7年)を代表とする、ジェノバ人の高貴な人々の貴族的な表現方法は非常に好評であった。

2度目のネーデルランドでの生活を過ごした後の1632年にイギリスで宮廷画家として腰を据え、その際に大きな成功を収めることとなった。ヴァン・ダイクとディエゴ・ベラスケス(ダイクと同年代のスペイン人画家)は秀でた才能を有した、主に宮廷の肖像画家として働いた最初の画家であると認められている。

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