基本情報

ニコラ・プッサン(1594年フランス生まれ、1665年没)はフランスの古典伝統を見出した同国出身の画家兼製図者である。彼は事実上ローマで画家としての人生を過ごした。聖書の風景描写をし、古代史や神話といった歴史画を専門とし、物語の明快さと劇的な影響力で著名となった。

彼の初期の作品はヴェネツィア派、特にティツィアーノの作品に影響を受け、官能性と色彩の豊富さによって特徴づけられたが、1633年からプッサンはラファエロの古典主義や古代の風習を支持し、より理性的で風紀的な様式に賛同し、公然と人を誘惑するような様式を拒絶するようになった。

彼の余生において、プッサンの作品は結論として秩序と自然の調和に関係するような、風景や多神教の寓話作品集についての描写を多様化させ、さらなる変化を経た。

彼の名声は18世紀前半に失墜したものの、その後ジャック=ルイ・ダヴィッドとその弟子たちの新古典芸術の世紀に劇的な復活を遂げ、今なお高い評価を得ている。プッサンの作品は絵画史において重要なターニングポイントを築いた。というのは、それは過去の絵画に没頭しているが、未来への前進ともとれる為である。
彼が死した後も、プッサンはフランスの画家や理論家達に、古代文明人達・ルネサンスの巨匠達の風習を復活させた人物として崇拝された。”

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