
基本情報
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール(1593年生―1652年没)は1593年、現在は北フランスの一部であるロレーヌ公国にある市場町、メスの大司教管区があったヴィック=シュル=セーユに生まれた。
彼の家庭は田舎の職人階級で、父も祖父もパン屋を営んでいた。ラ・トゥールの初期の作品については記録や情報が無く、修行の経緯についても記述が残されていない。
彼は1605年あたりからヴィックにてアルフォンス・ド・ランベルヴィリエール(1560年生―1633年没)に師事した。ランベルヴィリエールは作家であり、且つメスの司教に仕える彫刻師でもあり、おそらくナンシーにて画家・エッチング彫版家として修行し、また製図工ジャック・べランジェ(1575年生―1616年没)と共に仕事をしたのではないかとされている。
ラ・トゥールは1610年と1616年にヴィックにいたとされており、その期間内にローマを周遊出来たのか否かについて未だ議論が続いている。この議論が生じる理由は、ラ・トゥールの下層社会生活における主観や、大胆なテネブリズム流の画法がカラヴァッジオ(1571年生―1610年没)とその弟子たちの作品に影響を受けているとされている為である。
作品一覧


枢機卿帽のある聖ヒエロニムス
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール

ハーディガーディ弾き
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール

辻音楽師の喧嘩
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール

豆を食べる人々
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール

聖ヨセフの夢
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール

羊飼いの礼拝
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール

鏡のマグダラのマリア
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール

イレネに介抱される聖セバステ・・・
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール

妻に嘲笑されるヨブ
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール

金の支払い
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール

読書する聖ヒエロニムス
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール

二つの炎のあるマグダラのマリ・・・
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール

女占い師
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール

聖誕
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール

聖なる炎の前のマグダラのマリ・・・
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール

大工の聖ヨセフ
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール

蚤をとる女
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール
