
基本情報
パブロ・ピカソ(1881年~1973年)は、生涯の大半をフランスで過ごしたスペイン出身の画家、彫刻家、版画家、陶芸家、舞台装飾家、詩人、劇作家である。20世紀で最も影響を与えた芸術家の一人で、ジョルジュ・ブラックと共にキュビスムの創立者である。アッサンブラージュ彫刻の発明、キュビスム追求の末のコラージュ再発見など、幅広く創造的な芸術活動を行ったことで知られている。生涯で約1万3500点の絵画、10万点の版画、3万4000点の挿絵、300点の彫刻と陶器を制作し、最も多作な美術家と記録されている。代表作は、キュビスム黎明期の「アヴィニョンの娘たち」(1907年)や、スペイン市民戦争におけるドイツ軍のゲルニカ空爆を描いた「ゲルニカ」(1937年)である。ピカソ、アンリ・マティス、マルセル・デュシャンの3人は、20世紀初頭の視覚美術に革命的な発展をもたらし、絵画のみならず、彫刻、版画、陶芸など幅広い美術分野に影響を与えた。第二次世界大戦中は、パリで芸術の代替的手段として書き物をしており、1935年から1959年の間に300以上の詩を制作している。戦後は、40歳年下の美大生フランソワーズ・ジローと恋愛関係になり、二人の子供を設けるが、ピカソのジローへの相次ぐ心身への虐待で破局となる。1950年代にピカソのスタイルは再び変化し、古典巨匠作品の再解釈とオマージュのような作品を制作し始める。1968年から1971年まで、何百もの絵画や銅版画を積極的に制作。ピカソの死後、80年代にアート・ワールドで新表現主義が流行り始めると、晩年のピカソの作品は注目を集めることとなった。
作品一覧


海辺の母子像
パブロ・ピカソ

ヌード、観葉植物と胸像
パブロ・ピカソ

鏡の前の少女
パブロ・ピカソ

海辺の母と子
パブロ・ピカソ

青い部屋
パブロ・ピカソ

アルジェの女たち
パブロ・ピカソ

ドラ・マールと猫
パブロ・ピカソ

アンブロワーズ・ヴォラールの・・・
パブロ・ピカソ

15歳のデッサン
パブロ・ピカソ

泣く女
パブロ・ピカソ

納骨堂
パブロ・ピカソ

ゲルニカ
パブロ・ピカソ

マ・ジョリ
パブロ・ピカソ

パイプ、グラス、ヴィユ・マー・・・
パブロ・ピカソ

シルヴェット・ダヴィット
パブロ・ピカソ

裸足の少女
パブロ・ピカソ

老いたギター弾き
パブロ・ピカソ

すいかを食べる男と山羊
パブロ・ピカソ

人生(ラ・ヴィ)
パブロ・ピカソ

テーブルで読書する少女
パブロ・ピカソ

アトリエ
パブロ・ピカソ

セレの風景
パブロ・ピカソ
