基本情報

ピーテル・ブリューゲル(1525-30年~1569年)はブラバント公国(現・オランダ)出身のオランダおよびフランドルのルネサンス絵画における最も素晴らしい芸術家、画家、版画家である。背景画や農民の生活を主題にした絵画(いわゆる風俗画)を描いたことでよく知られており、それらの題材で大判の絵画を描いたパイオニア的存在であった。

ブリューゲルはオランダ黄金時代に造形的影響を与えたが、ネーデルランド芸術の主流であった肖像画は描かなかった。

イタリアでの修行と旅行の後1555年にオランダへ戻り、その後有力な出版業者の多才な版画デザイナーとして働くことになるアントワープに落ち着いた。

晩年の10数年間にブリューゲルは絵を描くことを主な仕事にすることに決めた。ブリューゲルの今日に至っての有名な絵画は全て、40代初めに早すぎる死を迎えるまでの10数年間で描かれたものである。ブリューゲルは普段はあまり重要ではない平凡な生活の中での人々の挙動や、農業をしている人々の季節的な風景など、活力的な中世の題材を昔よりも大判の絵画で描きあげ、『農民画家』とも呼ばれた。またブリューゲルの同名の息子(1564年~1638年)やその他の多くの芸術家を含む家族と区別するために『Peasant Bruegel(農夫ブリューゲル)』と呼ばれることもあった。

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