基本情報

アルブレヒト・ドゥーラー(1471年~1528年)はドイツ・ルネサンス期の画家、版画家、理論家である。ニュルンベルク生まれのドゥーラーは、その質の高い木版画により、20代にしながらヨーロッパ全土に渡り影響を与え、また高い評判を得た。ドゥーラーはラファエッロ、ジョバンニ・ベッリーニ、レオナルド・ダ・ヴィンチをはじめとするイタリアを代表とする画家とも交流を持ち、1512年からはローマ皇帝マクシミリアン1世からひいきにされ、ドゥーラーはルター派と監督派教会の両方から祝福を受けた。

ドゥーラーの膨大な作品の中には、彫板、版画、祭壇画、肖像画、自画像、水彩画や書籍が含まれる。『‘the Apocalypse series’(ヨハネ黙示録)』(1498年)のような木版画は、他の作品よりもゴシック様式に近い。最も有名な彫板には『騎士と死と悪魔』(1513年)や『書斎の聖ヒエロニスム』(1514年)、『メランコリアⅠ』(1514年)などがあり、いずれも多くの土地で分析と研究の対象となった。水彩画もまたドゥーラーをヨーロッパにおける最初の背景画家と位置づけるものになり、それに加えイタリア人芸術家とドイツ人文主義者の知識を活かした北方芸術への古典的なモチーフの導入は、北方ルネサンスにおいて最も重要な人物の一人として評価されることになった。

  • 登録作品数47
  • 作品一覧