基本情報

マティアス・グリューネヴァルト(1470年頃~1528年8月)16世紀のドイツにおける偉大な画家の一人である。グリューネヴァルトという姓は17世紀に伝記作家が誤って名付けたもので、本名はゴートハルト。宗教をテーマとする彼の作品はその劇的形式、生き生きとした色彩、光の描写を特徴とする。

彼の生涯は不明の点が多いが、彼には仕事の依頼があった事実からして正当な評価を受けていたと推測される。製作年が判明した最初の彼の作品は1503年の「辱められるキリスト」である。1515年、グリューネヴァルトは画家としてもっとも重要かつ最大の仕事はイーゼンハイムの祭壇画である。この祭壇は一組の固定パネルとその側面にある二組の可動パネルを備えている。第一面の中央パネルには「キリストの磔刑像」、左パネルには「聖セバスティアヌス」、右パネルには「聖アントニウス」の像、第二面の中央パネルには「キリストの降誕」、左パネルには「マリアの受胎告知」と「天使の合奏」、右パネルには「キリストの復活」、第三面の左には「聖アントニウスの聖パウロス訪問」、右には「聖アントニウスの誘惑」がそれぞれ描かれている。人物はそれぞれ堂々としたポーズを取り、彼らの肋骨は表現的効果を上げるために誇張され、着衣のひだは燃える魂を映し出している。

その他の作品は「聖母とイエス」「聖エラスムスと聖マウリティウスの出会い」等。

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