基本情報

ラファエロ・サンティ(1483-1520年)はルネッサンス盛期におけるイタリア人画家・建築家である。ラファエロの作品はその明晰さ、シンプルな構成とともに、壮大な人間性を表す新プラトン主義の視覚的表現を採用したとして、その時代の巨匠としてミケランジェロやレオナルド・ダ・ヴィンチとともに高く評価されている。

ラファエロは非常に生産的であり、37歳という若さで死亡したにも関わらず非常にたくさんの作品を世に残し、そのうちの多くの作品はバチカン宮殿で発見された。ラファエロの最も良く知られている作品は、バチカンのスタンザ・デッラ・セグナチューラにある『ラファエロの間』という名称で知られる4部屋の壁画のうちの1枚である、『アテネの学堂』(1509年~1511年)というフレスコ画である。

ローマで過ごした初期のほとんどの作品はその多くがラファエロの工房で描かれたとされ、線画は本人のものであるものの他者が関わったものが多く質が劣ると言われている。ラファエロは非常に大きい影響力を持つ芸術家であったが、ローマ以外の場所ではラファエロの絵画や線画をもとにした版画でよく知られていた。ラファエロの死後、18世紀から19世紀にかけてミケランジェロの作品は芸術界に影響を与え続けたが、ラファエロの調和的でうららかな作品もまた、質の高い鑑として評価された。

  • 登録作品数39
  • 最終更新日
  • 作品一覧