基本情報

ウジェーヌ・ドラクロワ(1798年4月26日~1863年8月13日)はフランス美術におけるロマン主義の代表的な画家である。彼は新古典主義画家のピエール・ゲランのもとで1816年から1823年にかけて絵画修業をした。画家や壁画家としてのドラクロワの表現力豊かな筆遣いと色の光学的効果の研究は、印象派の作品に大きな影響を与えることになったが、異国情緒に対する情熱は、象徴主義の画家たちにも影響を与えた。また、すばらしい石版画家でもあったドラクロワは、ウィリアム・シェイクスピア、スコットランドの作家ウォルター・スコット、ドイツ人作家ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテなどの様々な作品の挿絵を制作した。
ドラクロワの作品は、1822年にサロンに初めて出展された。その技法は彼が研究した画家、特にルーベンスの影響を示している。彼はイギリス美術を崇拝し、1825年にイギリスを訪れている。1832年にスペイン、モロッコ、アルジェを旅行した。1830年の革命の後、彼はルイ・ナポレオン、後のナポレオン3世に気に入られ、公式な依頼のもと、1833年にブルボン宮殿の装飾を開始した。1859年の《スキタイ人たちのもとに追放されたオウィディウス》は、最後のサロンへの出展となった。1862年に持病の結核性喉頭炎が悪化し、1863年に死去した。

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