基本情報

ルイージ・ルッソロ(1885年~1947年)は、イタリアの画家、作曲家、楽器発明家で未来派のメンバーである。1885年、ヴェネト地方のポルトグルアーロに生まれる。父親は、教会楽長を務め、兄弟も音楽家という音楽一家に育った。1901年にミラノへ出て、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会にてレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の修復作業に参加。初期の作品においては、点描技法で都会や産業界を幻想的に描いた。未来派運動に傾倒し、未来主義者のフィリッポ・トマーゾ・マリネッティに師事した。1913年に、論文「騒音芸術」を発表し、イントナルモーリという電子音楽の楽器を発明した。その後は、絵画制作に集中し、1910年頃から未来派絵画を制作、1920年代から1940年代にかけては、具象へと作風が回帰していく。特に、1940年代以降の作品には、「古典的モダニズム」と称する画風で、日本画のようなタッチの中に静謐感滲み出る作品を残す。1947年、ヴァレーゼ県のチェッロ・ディ・ラヴェノで他界。ヴァレーゼ県のルッソロ=プラテッラ財団により、ルッソロを記念した電子音楽作曲コンクールが毎年開催されており、ルイージ・ルッソロ電子音楽賞は、電子楽器の分野において最も栄えある賞の一つである。ルッソロは、音楽と絵画両方に取り組んでいたため、あまり多くの作品は残していない。

  • 登録作品数4
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