基本情報

フェルナン・レジェ(1881年~1955年)は、フランスの画家であり、パブロ・ピカソ、ジョルジュ・ブラックらと共にキュビズムの画家として知られているが、後に太い輪郭線とシンプルなフォルム、明快な色彩が特徴的な独自のスタイルを開拓した。1881年、レジェはフランスのノルマンディー地方に生まれ、1900年にパリに出ると、製図工をしながらアカデミー・ジュリアンで学んだ。1908年には、モディリアーニやシャガールといったエコール・ド・パリの学生たちが集まっていたアトリエ(「ラ・リュッシュ(蜂の巣)」)に住んでいた。この頃から、キュビズムに触発され、対象物を機械的に分解するように有機的なものを無機的に描いた。1912年、当時の有力な画商カーンワイラーの画廊で個展を開催し、翌年には専属契約を結ぶ。1914年から1917年は第一次世界大戦に従軍。1920年から建築家ル・コルビジュエの建築物の壁画を手がけるようなり、舞台美術やステンドグラス、彫刻などにも表現を広げていった。1920年からの10年は、キュビズムから脱却し、しっかりとした線で対象物を描くようになった。1940年には、第二次世界大戦の戦火を避け、アメリカに渡り、そこで現地の明るい風俗に触れたことで色彩も明るく変化した。1945年にフランスへ帰国。1952年に71歳で弟子のナディアと結婚した。1955年死去。

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