基本情報

エドゥアール・ヴュイヤール(1868年 – 1940年)は、ナビ派のメンバーの一人であり、親密派(アンティミスト)の代表的画家である。1868年フランスのキュイゾーに生まれ、1878年に家族と共にパリへ移住。1888年にエコール・デ・ボザール(国立美術学校)に入学するが、間もなくしてアカデミー・ジュリアンへと移る。そこで出会ったポール・シェルジエ、モーリス・ドニ、フェリックス・ヴァロットン、ピエール・ボナールといったポール・ゴーギャンの総合主義に感銘を受けた美術学生グループで「ナビ派」を結成。日本美術からも強く影響を受け、個性的な構図や調和性を重要視した色彩を用いて、平面的で装飾性の高い独自のスタイルを形成していった。また、ヴュイヤールは、物語性のあまりない日常の生活空間を画題とする作品を多く手がけ、ピエール・ボナールと共に「親密派(アンティミスト)」の画家として知られている。ヴュイヤールは、1890年代に雑誌「La Revue Blanche」の創始者であるナターソン兄弟と出会い、彼のグラフィックはボナール等の作品と共に誌面を掲載され、更には、舞台作品のセットや衣装のデザインも手がけるなどマルチな才能を発揮し活動していた。自身の絵画作品の初出展としては、1901年のアンデパンダン展と、1903年のサロン・ドートンヌ展となる。晩年の1937年には、パリのシャイヨー宮の装飾も手がけた。

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