基本情報

ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ(1598年生―1680年没)は主にローマで活躍したイタリア人画家兼彫刻家である。

ベルニーニは彼の世代の中でも一流の彫刻師であり、傑出した建築家でもあった。古典美術の優秀な研究者である彼はバロック彫刻師として一流の人物であると認められた。ベルニーニの彫刻では、人間の経験を驚く程忠実に描写するその才能が高く評価されている。彼は彫刻の仕事に加え、絵を描き、劇の台本を書き、金属加工から舞台のセットまで手がけた。主にローマを拠点とし、教皇グレゴリウス15世やウルバヌス8世のもとにパトロンとしての生活を楽しんだ。

ベルニーニはローマのバロック建築の立役者でもあり、同世代の建築家フランチェスコ・ボッロミーニと画家兼建築家のピエトロ・ダ・コルトーナも共に活躍した。彼ら2人はその経歴の初期にパラッツォ・バルベリーニを制作し、初めはカルロ・マデルノの下で、そして彼の死後はベルニーニの下で働いた。

近年完成したサン・ピエトロ大聖堂の豪華な室内装飾は、パウルス5世の下、マデルノが手がけた身廊やファサードを加え完成し、150年の計画と建築を経て1626年、ウルバヌス8世により再奉納された。

サン・ピエトロ大聖堂の正面にあるサン・ピエトロ広場のベルニーニのデザインは、彼の最も革新的で成功を収めた建築デザインの一つである。大聖堂の中でも彼はバルダキーノ、丸天井の下にある4つの窓間壁、後陣のペテロの座や聖ペテロの座、右身廊にある御聖体のチャペルや新しい身廊の装飾(床、壁、アーチ)を手がけた。

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