基本情報

ジュリオ・カンパニョーラ(1482年頃〜1515年頃)はイタリア人版画家、画家。パドヴァ生まれ。 作品数は少なく、ジョルジョーネや初期のティツィアーノといったベネツィア派の油絵を版画で複製した。また、色調のグラデーションをつけるため、彼はスティップル法(点刻彫版法)を編み出した。彫刻では基本的に線描が使われるが、多数の細かい点や線を用いることで、色調の滑らかなグラデーションをつけられるようになり、これにより以降の版画作成に非常に大きな発明となった。 人生 様々な文献にて、多くの芸術家の中でもカンパニョーラは若くして才能を認められたと評されている。親戚の手紙には、10代にして詩や歌、リュート、絵画、版画、宝石細工に才能があり、ラテン語、ギリシャ語、ヘブライ語を読むことができたと書かれている。この手紙はモントヴァの宮廷(画家マンテーニャが仕えていた)に送られ、彼がモントヴァへ実際に赴いたかは定かではない。その後の資料があまりないものの、ほとんどの著作家は、彼がモントヴァ、フェラーラもしくはヴェニスで修行をした職業画家であったとしている。死亡したのは、彼が途中まで作成し、養子ドメニコが1517年頃に完成させた作品があり、遅くともこの頃だと見られる。

  • 登録作品数5
  • 作品一覧