基本情報

パルミジャーノ(1503年~1540年)はパルマ出身でフィレンツェ、ローマ、ボローニャなどで活躍したイタリアマニエリスム期の画家および版画家である。パルミジャーノの作品は‘洗練された官能性’と特徴づけられ、『聖ヒエロニムスの幻視』(1527年)のような形の伸びや、『長い首の聖母』(1535年)で見られるような個性的な人物画が特徴的であり、マニエリスム期の第1世代の最も有名な芸術家のうちの一人であった。パルミジャーノの桁外れな才能は常に認められてきたが、当時の戦争や1527年の‘ローマ略奪’によってローマを離れることとなり、その3年後に37歳という若さで死去している。

パルミジャーノは優れたデッサンや絵画を制作し、また版画を自身で研究した最初のイタリア人画家のうちの1人であった。パルミジャーノの携行可能な作品はほぼ残らず収集され、現在はイタリアや各国の主要な美術館で所蔵されているが、パルマの教会とその近くの小さな町の宮殿には2つのフレスコ画が現在も残されている。これらのフレスコ画は主題の不足が顕著であり、それに相まって他の芸術家の作品よりもあまり知られていない。パルミジャーノはまた全身もしくは4分の3の肖像画を描き、そのスタイルはその後イタリアで流行した。

  • 登録作品数20
  • 最終更新日
  • 作品一覧