基本情報

マサッチオ(本名:トンマーゾ・ディ・セル・ジョヴァンニ・ディ・モーネ・カッサーイ)はイタリアのルネサンス初期における、最初の偉大なイタリア人画家とみなされた芸術家であり、イタリア・フィレンツェにあるサンタ・マリア・デル・カルミネ教会のブランカッチ礼拝堂のフレスコ画は、ルネッサンス全体を通し影響を与え続けた。

生き生きとした人物や動きをそのまま再現し、あるがままに模写する能力を持つマサッチオは、その世代において最高の画家だったとジョルジョ・ヴァザーリ(イタリアのマニエリスム期の画家)は話している。マサッチオは26歳で死亡し、マサッチオの死の正確な状況についてはほとんど知られていない。またマサッチオという名前は『マゾ(トンマーゾの短縮系)』にユーモアを足した名であり、『ぶきっちょトム』という意味である。

マサッチオは短命であったにも関わらず、他の芸術家たちに多大な影響を与えた。絵画に線透視図法を用いた最初の画家のうちの1人であり、また消失点を初めて導入した最初の画家であった。マサッチオはジェンティーレ・ダ・ファブリアーノ(イタリア人画家)の絵画のような精巧で豪華な装飾を施す国際ゴシック様式から離れ、より自然的で現実的な視点で絵画を描いた。

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