基本情報

“アントネロ・ダ・メッシーナ(1430-1479年)は、イタリアルネサンス期に活躍したシチリアのメッシーナ生まれのイタリア人画家である。アントネロの絵画は初期ネーデルランドの影響を強く受けていることが伺えるが、イタリア以外の他国に旅行した等の記録は一切残されてはいない。

ジョルジョ・ヴァザーリはイタリアで最初に油絵を広めた人物はこのアントネロであると信じており、またこの世を去った際に49歳であったという証言から、1430年代頃に産まれたのではないかと推測されている。アントネロの技術は非常に革新的であり、フレスコ画を描いた芸術家としては知られていないが、ジョルジョ・ヴァザーリがそう主張しているように、ネーデルランドにおける油絵技術をイタリア芸術に取り入れた人物として一般的に知られている。

メッシーナの宗教的絵画はパレルモにある『受胎告知のマリア』の祭壇画を代表とした、小さくとも信仰深い絵画の中で描かれる、簡略化された形状と静寂的ではあるが強く心に訴えかけるような絵画が特徴であった。ルネッサンス期における南イタリアの芸術には異例なことに、彼の絵画はヴェネツィアを中心とする北イタリアの画家達に影響を与えた。

  • 登録作品数11
  • 最終更新日
  • 作品一覧