基本情報

シモーネ・マルティーニ(1284年頃~1344年)はシエナ生まれのイタリア人画家。イタリア絵画の発展に大きく貢献し国際的なゴシック様式の発展に多大な影響を及ぼした。彼は当時のシエナ派を牽引したドゥッチョ・ディ・ブオニンセーニャの弟子であると考えられている(ジョルジョ・ヴァサーリによればジョット・ディ・ボンドーネの弟子)。

マルティーニの文献はほとんど残されておらず、美術史家によって彼の作品の特定が議論されている。最初に文献により裏付けられた彼の作品はシエナ市庁舎の「マエスタ(1315年)」である。この作品がその後すぐに模写されていることから、14世紀、シモーネが他の画家に根強い影響を及ぼしていたことがわかる。シエナ派の伝統を受け継ぎながらもシモーネの様式はフィレンツェ美術の荘厳さや記念碑建築様式とは対照的に、柔らかく様式化された装飾性、湾曲された線、洗練された優雅さを特徴とする。

シモーネの美術作品はフランスの装飾写本や象牙彫刻から大きな影響を受けている。彼のその他の作品としては「受胎告知(1333年)」ウフィツィ美術館、神殿で見いだされるキリスト(1342年)」リヴァプール、ウォーカー・アート・ギャラリーなど。

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