基本情報

ハンス・メムリンク(1430年頃~1494年)はドイツ人画家であり、初期フランドル派の中で最も重要な人物の1人であった。メムリンクはドイツのライン地域の中部に生まれたが、幼少期はマインツで過ごしたのではないかと言われている。1465年までにフランドルへ移り、ブリュッセルのロヒール・ファン・デル・エイデンの工房で過ごした。その後メムリンクはブルッヘの市民となり、初期に学んだ様式を守りながら、肖像画および2枚綴りの絵画を主に描き、また時には大判の宗教画を制作し、有力な芸術家の一人となった。メムリンクは大きな成功を収め、1480年には市民の中で最も裕福な人物の1人として挙げられるほどであった。1470年から1480年の間でアンナ・デ・バルケナーと結婚し3人の子宝に恵まれている。

30年間というキャリアの中で、メムリンクは革新的な技術を絵画の中に取り入れ続け、国内外どちらでも多くの仕事を請け負っており、その描く絵画の様式は16世紀に渡るまで守られた。他の15世紀の芸術家と比べるとメムリンクの情報は非常に少ないが、数多くの絵画が現代に残されており、またそれらの絵画は19世紀再発見され再度日の光を浴びることとなった。

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