作品概要

ヴィーナスの凱旋》は、画家のフランソワ・ブーシェによって制作された作品。制作年は1740年から1740年で、ストックホルム国立美術館に所蔵されている。

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《ヴィーナスの凱旋》は、フランスの画家フランソワ・ブーシェによって1740年に描かれた絵画である。スウェーデンのストックホルム国立美術館に所蔵されている。

主題

ギリシャ神話の美と愛の女神・ヴィーナスの誕生と、美と愛の勝利を祝う宴の様子が描かれている。西大西洋と見られる海の風景を舞台に描かれたこの神話の光景は、鑑賞者をうっとりとさせる魅力に満ちている。賑やかでありながらもどこかゆったりとした水上の宴は、自然物と人工物を混ぜ合わせることで豊かに描き出されている。

緑色の海水の満ち引きは、それ自体が刺激的でエロチックな要素である。海水はヴィーナスの薄い真珠貝色の体を支え、アトリビュートである白い鳩の止まり木となっている。

ティエポロとの対比

ブーシェと同時代のイタリアの画家、ジョヴァンニ・バッティスタ・ティエポロが神秘的で気高いヴィーナスを描いたのに対し、ブーシェはシンプルに人間のようなヴィーナスを描いた。イルカやトリトン、飛び回るプットーに、銀とサーモンピンクの縞模様の大きな日よけがねじれる様子などが描かれる中で、騒ぎの中心にいる女神は魅惑的で美しく、慎ましさを保っている。

ヴィーナスは、彼女の周囲にいるニンフと同じように、神々しい金髪に細身といった、現実的な理想の美女として描かれている。みだらさがなく落ち着いた様子は、女神の魅力をより高めている。

本作のヴィーナスの裸体は、ファルコネやクロディオンといった、同時代のフランスの彫刻家による自然な裸体に影響を受けたものと考えられている。

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基本情報・編集情報

  • 画家フランソワ・ブーシェ
  • 作品名ヴィーナスの凱旋
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1740年 - 1740年
  • 製作国フランス
  • 所蔵ストックホルム国立美術館 (スウェーデン)
  • 種類油彩、キャンバス
  • 高さ130cm
  • 横幅162cm
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