作品概要

アレッサンドロの肖像(5)》は、画家のヤコポ・ダ・ポントルモによって制作された作品。制作年は1534年から1535年で、フィラデルフィア美術館に所蔵されている。

詳細な画像を見る

マニエリスム第一世代を代表するイタリア画家ポントルモは、フィレンツェから西に35kmほど行ったエンポリという街のポントルメ(Pontorme)という地区の出身であり、ミケランジェロやデューラー、ボッティチェリなどの作品から影響を受けた。

この絵に描かれているアレッサンドロ・デ・メヂチ(Alessandro de ‘Medici)はフィレンツェを支配していたメヂチ家最初の当主で、人気のない政治家だった。この肖像画では、アレッサンドロはこの絵が描かれた直前に死亡した教皇クレメンス7世(1534年9月25日死亡)の喪の兆候として黒を服している。ポントルモはフィレンツェのマスター、アンドレア・デル・サルト(1486-1530)の伝統的手法を特訓していたにも関わらず、過去の画家よりも表現力豊かで実験的な作品を制作した。

彼の肖像画は、人物の内面への洞察力が浸透している事で注目されている。感情的に不安定なアレッサンドロは、おそらく、ムーア人の奴隷とクレメンス7世の不義の息子だった。アレッサンドロは1532年、ローマ法王とチャールズ・V・アレッサンドロの天皇制同盟による共和党政権の敗北後フィレンツェの最初の公爵に命名された。そして1537年に彼のいとこに暗殺された。この絵はポントルモがフィラデルフィア美術館でより大きな肖像画を作成する際依頼された予備絵画である。古い有名な絵画によく見られる薄く劣化した層は、度重なる研究の中で一般的な分析方法から脱却する新しい分析の試みをした軌跡である。

基本情報・編集情報

  • 画家ヤコポ・ダ・ポントルモ
  • 作品名アレッサンドロの肖像(5)
  • 制作年1534年-1535年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵フィラデルフィア美術館 (アメリカ)
  • 種類油絵
  • 高さ97cm
  • 横幅79cm
  • 更新日
  • 投稿日
  • 編集者
  • アレッサンドロの肖像(5)の感想を書き込む

    こちらで、ぜひ本作品の感想やエピソードを教えてください。作品に関する質問もお気軽にどうぞ。