作品概要

モンジュロンの庭の片隅》は、画家のクロード・モネによって制作された作品。制作年は1876年から1876年で、エルミタージュ美術館に所蔵されている。

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モンジェロンの庭は、モネがパトロンであるエルンスト・オシュデに依頼で描いた四つの装飾画の一つである。1876年、モネ36歳のときに、オシュデはパリ近郊にある自分の別荘ロッタンブール館の居間用にと、装飾画の制作を依頼した。

エルンスト・オシュデはパリで百貨店を経営する大富豪であり、印象派の若い画家を支援した。とりわけモネの絵をこよなく愛し、筆一本買うこともままならないモネの経済状況に救いの手を差し伸べた。別荘の装飾画の依頼では、必要な道具も手はずを整えてやった。

モネは装飾画の制作のため、カミーユをアルジャントゥイユに置き、オシュデの別荘と自宅を行き来した。モネはそこでオシュデの妻、アリスと出会うことになる。アリス・オシュデはモネの妻カミーユが死去した後に、モネを支え、第二の伴侶となった人物だった。アリスはカミーユほどの美貌はないものの、教養に溢れ、活気に満ちた人柄だった。

オシュデという理解者を得たモネが経済的な困窮から解放されたのもつかの間、やがて百貨店の経営が傾き、装飾画の依頼から二年後にオシュデ家は破産する。オシュデの蒐集した印象派の絵画は二束三文で叩き売りされ、印象派の絵画の市場価格が大幅に下落してしまう。

モネも例外ではなく、多額の借金を背負うことになる。オシュデ家の家は抵当に入り、家族を引き連れてモネを頼った。モネもアルジャントゥイユの家を引き払わねばならず、結果、モネとオシュデの家族総出でヴェトゥイユへと引っ越すことになるのである。

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基本情報・編集情報

  • 画家クロード・モネ
  • 作品名モンジュロンの庭の片隅
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1876年 - 1876年
  • 製作国フランス
  • 所蔵エルミタージュ美術館 (ロシア)
  • 種類油彩、カンバス
  • 高さ175cm
  • 横幅194cm
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