作品概要

モンジュロンの池》は、画家のクロード・モネによって制作された作品。制作年は1877年から1877年で、エルミタージュ美術館に所蔵されている。

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モンジュロンの池は、資産家のエルネスト・オシュデに依頼されて、彼の別荘ロッタンブール館の居間を飾る装飾画を描いた作品である。1876年、モネが36歳のときのことである。

アルジャントゥイユに引越した1870年から、モネはパトロンのエルネスト・オシュデと知り合い、金銭的な困窮から一時期解放される。オシュデは資産家であり、パリの買い物様式を一新させた百貨店の経営者の一人だった。彼は印象派の絵画に理解を寄せ、若い画家たちを支援した。そのなかでもモネの絵はとりわけオシュデのお気に入りだった。

ロッタンブール館はパリの近郊にあったため、モネは作品制作のために幾度かモンジュロンを訪れた。そこでのちにモネの第二の伴侶となるアリス・オシュデと出会った。アリスはエルンストの妻であり、会話を好む教養と活気に溢れた女性であった。この時期にモネとアリスの関係が深まったとされる。アリスはモネを画家として尊敬していた。

モンジュロンに滞在した夏と秋の間、モネはモンジュロンで4点の装飾画を制作した。その絵画はほぼ正方形のカンバスに描かれている。それまで、横長か縦長の絵を描いていたモネが、絵画で正方形の形を取り入れたのはこれが初めてだった。《睡蓮》の連作でも同様に正方形のカンバスで描いている。

作品は、樹木の幹に寄りかかり、池の水面を観察している女性が描かれている。女性のモデルは妻のカミーユか、あるいはオシュデの妻アリスであると考えられている。

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基本情報・編集情報

  • 画家クロード・モネ
  • 作品名モンジュロンの池
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1877年 - 1877年
  • 製作国フランス
  • 所蔵エルミタージュ美術館 (ロシア)
  • 種類油彩、カンバス
  • 高さ172cm
  • 横幅193cm
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