作品概要

豆を食べる人々》は、画家のジョルジュ・ド・ラ・トゥールによって制作された作品。制作年はc.1620年から不明年で、ベルリン美術館に所蔵されている。

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『豆を食べる人々』は、フランスの画家ジョルジュ・ド・ラ・トゥールによっておそらく1620年代に描かれた絵画である。

1975年、スイスの美術館が二つの絵を発見した。片方はグレーの衣服を着た女性、もう片方には赤い衣服の男性が描かれており、どちらもボウルに入った豆を食べている。どちらも「豆を食べる」というあまり描かれない主題であること、荒い切断面があったことから、これらは元々一つの絵であったのだろうと推測された。

作者は不明であったが、フランス・ナンシーの美術館に同じ特徴を持つ絵画が存在し、さらに背面に「ラ・トゥールの模写」と書かれていたことから、ジョルジュ・ド・ラ・トゥールの作品であると判明した。二つの絵は合体、修復されて元の姿を取り戻し、「豆を食べる人々」というタイトルでドイツのベルリン美術館に所蔵されることとなった。

古い衣服、汚れた爪などから、彼らが貧しいことがわかる。彼らは一握りの豆を食べることに集中している。この豆は施しであると考えられるが、女性のどこか上の空のような目や、男性の光沢のある唇からは、喜びのような感情を読み取ることはできない。

ラ・トゥールは二つのタイプの絵画を描く画家である。ひとつは風刺的でユーモラスなもの、もうひとつは宗教画のような劇的な場面を取り扱うものである。本作は前者に当たるだろうが、この作品からは可笑しみも哀れみも感じることができない。ラ・トゥールは彼らに同情の念を抱いたり、何らかの判断を下すことなく公平にモデルを見据え、描き出している。

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基本情報・編集情報

  • 画家ジョルジュ・ド・ラ・トゥール
  • 作品名豆を食べる人々
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年c.1620年 - 不明年
  • 製作国不明
  • 所蔵ベルリン美術館 (ドイツ)
  • 種類油彩、キャンバス
  • 高さ74cm
  • 横幅87cm
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