作品概要

カンピドリオ広場》は、画家のミケランジェロ・ブオナローティによって制作された作品。制作年は1538?年から1538?年で、イタリアに所蔵されている。

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この《カンピドリオ広場》は、ローマの七丘の一つであるカンピドリオ丘上に設けられたものである。ミケランジェロは、時の教皇パウロ三世の依頼により、この広場の設計を任された。

当時教皇位に在位したばかりであったパウロ三世は、神聖ローマ皇帝カール5世への牽制の意味を込めて、技術と敬虔さについて名声の高かったミケランジェロに依頼したのだった。この広場は、ミケランジェロの死後に完成された。

設計・配置

ミケランジェロは、丘の上にあったローマ市庁舎の向きを半回転させるような工夫を凝らし、広場の向ける視線がローマ広場からサンピエトロ大聖堂、つまり、ローマ教皇及びローマカトリック教会の総本山へとなるような設計・配置を行った。この180度回転の構想からは、過ぎ去った古代の建物ではなく、ローマの新たに発展しつつある部分へ目を向けたいとのミケランジェロ自身の想いも読み取ることができる。

3つの特徴

この広場の特徴は、3つある。1つ目は、広場の入り口を下底として、3つの建物により台形を成している点である。上底は前述のローマ市庁舎である。その向かって右側にコンセルヴァトーリ宮殿がある。他方で、市庁舎の左側にはもともと建物がなかったのだが、この広場のために新たに宮殿が建てられた。この新宮殿は、コンセルヴァトーリ宮殿の改装されたファサード(正面)と同じファサードを持つ。三辺を建物に囲まれた広場だが、台形の各頂点にあたる部分には相当の間隔があけられ、広場の入り口の階段とともに見ると五角形を成しており、開放的な設計となっている。

2つ目は、広場の入り口の階段である。コルドナータと呼ばれるこの石階段は、踏み面が平らではなく傾斜のあるものとなっており、まさに訪れた者をゆっくりと広場に登らせるエスカレーターのような階段である。

3つ目は、コルドナータを登ると眼前に広がるモザイクの床である。広場の真ん中に置かれたマルクス・アウレリウス・アントニウスの像を中心として、先の尖った楕円形の模様が12方向に描かれており、まるで黄道十二宮などの天体を暗示しているようである。

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基本情報・編集情報

  • 画家ミケランジェロ・ブオナローティ
  • 作品名カンピドリオ広場
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1538?年 - 1538?年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵イタリア (イタリア)
  • 種類広場
  • 高さ?cm
  • 横幅?cm
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