作品概要

クラリッサ・ストロッツィの肖像》は、画家のティツィアーノ・ヴェチェッリオによって制作された作品。制作年は1542年から1542年で、絵画館に所蔵されている。

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《クラリッサ・ストロッツィの肖像画》は、1542年にイタリアの画家ティツィアーノ・ヴェチェッリオによって描かれた、ベルリンの絵画館に所蔵されている肖像画である。

貴族の少女

この絵画には、フィレンツェの貴族であるストロッツィ家の可愛らしい女の子、クラリッサ・ストロッツィが描かれている。幼いクラリッサは、おそるおそる小さなポメラニアン犬に寄り添っているようだ。

二歳くらいと思われるクラリッサであるが、大人びた衣装と豪華な装飾品を身にまとっている。彼女が腰に提げているものは「ポマンダー」という装飾品で、ポマンダーとはフランス語の「ポム・ダンブル」に由来しており、琥珀のリンゴという意味である。

このポマンダーは、主にイギリスのエリザベス王朝において、香水として、疫病除けとして、また厄除けのお守りとして持ち歩かれていたという。16世紀から17世紀の流行品とされており、当時の肖像画に時々見られるそうだ。

色彩

この絵画は、ティツィアーノの類い稀な能力によって、カーマインレッド(紅色)、ブルー(青色)、ゴールデンイエロー(山吹色)を組み合わせた特徴的な色彩感覚で描かれており、世界で最も美しい肖像画の1つの例とされている。

また、バロック期のフランドル出身の画家であり、イングランドの上流階級を描いた肖像画でよく知られているアンソニー・ヴァン・ダイクが、同様の絵画を生み出す上で、この肖像画がインスピレーションの基となったとみなされている。

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基本情報・編集情報

  • 画家ティツィアーノ・ヴェチェッリオ
  • 作品名クラリッサ・ストロッツィの肖像
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1542年 - 1542年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵絵画館 (ドイツ)
  • 種類油彩
  • 高さ150cm
  • 横幅98cm
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