作品概要

鏡のマグダラのマリア》は、画家のジョルジュ・ド・ラ・トゥールによって制作された作品。制作年は1635年から1640年で、ワシントン・ナショナル・ギャラリーに所蔵されている。

詳細な画像を見る

『鏡のマグダラのマリア』は、フランスの画家ジョルジュ・ド・ラ・トゥールによって、おそらく1635年から1540年頃にかけて描かれた絵画である。ワシントン・ナショナル・ギャラリーに所蔵されている。

ジョルジュ・ド・ラ・トゥールはマグダラのマリアを好んで描いた画家である。よく知られている作品は、本作の他にルーヴル美術館やロサンゼルス・カウンティ美術館所蔵の「常夜灯のあるマグダラのマリア」、メトロポリタン美術館所蔵の「二つの炎のあるマグダラのマリア」などがある。

同時代の他の画家が好んで描いたマグダラのマリアは、洞窟の中で瞳を天に向け、肩を流れる長いブロンドの巻毛を持ち、薄着かほとんど裸のなまめかしい姿なのに対し、ラ・トゥールの描く彼女は、髪の毛はストレート、質素な室内の闇の中で横顔を見せるという、全く異なった姿で描かれている。

本作では、マグダラのマリアはろうそくの炎の前で頬杖をつき、左手でどくろに触れている。どくろは、ゴルゴだの丘を示すマグダラのマリアのアトリビュートである。彼女の前に置かれた鏡には、ろうそくの炎に照らされたどくろが映り込んでいるのが見える。光源であるろうそくの炎はその上部のみが見えており、ろうそく自体はどくろに隠れて見えていない。本作とほぼ同時期、あるいは少し後に描かれたと考えられる「聖ヨセフの夢」などにおいてもこの光源の遮蔽が行われており、作品全体に神秘的な聖性を満たすことに成功している。

作品をもっと見る

基本情報・編集情報

  • 画家ジョルジュ・ド・ラ・トゥール
  • 作品名鏡のマグダラのマリア
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1635年 - 1640年
  • 製作国不明
  • 所蔵ワシントン・ナショナル・ギャラリー (アメリカ)
  • 種類油彩、キャンバス
  • 高さ113cm
  • 横幅93cm
  • 更新日
  • 投稿日
  • 編集者
  • 鏡のマグダラのマリアの感想を書き込む

    こちらで、ぜひ本作品の感想やエピソードを教えてください。作品に関する質問もお気軽にどうぞ。