作品概要

マドンナとその子供》は、画家のパルミジャニーノによって制作された作品。制作年は1527年から1530年で、キンベル美術館に所蔵されている。

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《マドンナとその子供》は、は、イタリアのマニエリスムを代表する画家パルミジャニーノによって、1527年頃から1530年、パルミジャニーノの24歳から27歳頃にかけて完成した作品である。

パルミジャニーノはこの時代、ラファエロの再来、と一部で言われていた。マリにエリスムとは、1510年から1590年頃にかけて興ったイタリア美術の様式名で、ルネッサンス期からバロック様式への移行期にかけての間をあらわしている。『引き伸ばされた官能美に溢れた人物やその人体構造、非現実的かつ幻視的な特異の様式、複雑で謎めいた主題表現』などが掲げらているが、マニエリスムの解釈、定義は非常に難しい。

この作品は彼がボローニャで過ごした3年間の間に取り掛かった作品であり、この時期、かれは素朴で安心感のある作品をいくつも描いており、この時期は彼の独自のスタイルの成熟期であった。

《マドンナとその子供》は、パルミジャニーノの作風である暗い背景、そしてマドンナとその子供の身体がその背景から浮かび上がるような鮮やかな色使いだ。ルエンサンス期の古典主義から一点、新しく斬新な色彩効果を用いて、優雅さと二人の美しい佇まいを描いている。

このテーマは、ラファエロ、ミケランジェロ等数多くの画家たちも過去に取り組んだテーマであるが、本作にはパルミジャニーノ独特のマニエリスム要素が含まれている。

聖母の物憂げな優しさに満ちた表情、そしてその子キリストは聖母の方にかけているショールを引っ張って力強い動きを与えている。キリストと聖母の異様に広い額はマニエリスム独自の要素だ。

聖母の内なる美しさは、彼女の金色に流れる髪、そこに結ばれた金色のリボンからも受け取れる。ルネッサンス期の古典主義から一点、新しく斬新な色彩効果を用いて、優雅さと二人の美しい佇まいを描いている。

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基本情報・編集情報

  • 画家パルミジャニーノ
  • 作品名マドンナとその子供
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1527年 - 1530年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵キンベル美術館 (アメリカ合衆国)
  • 種類油絵
  • 高さ44.8cm
  • 横幅34cm
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