作品概要

聖母と子供、バプテスマ聖ヨハンとマリー・マグダレネ》は、画家のパルミジャニーノによって描かれた作品。制作年は1535年から1540年で、モリー・ブロックレハースト家に所蔵されている。

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《聖母と子供、バプテスマ聖ヨハンとマリー・マグダレネ》は、イタリアのマニエリスムを代表する画家パルミジャニーノによって、1535年頃から1540年、パルミジャニーノの晩年にかけて完成した作品である。本絵画は、パルミジャニーノ個人の絵画であり、プライベート作品。

当時の聖母子像では、腕に子供を抱いている聖母子像が一般的であったが、《聖母と子供、バプテスマ聖ヨハンとマリー・マグダレネ》に描かれている聖母子像は、通常子供を抱いているはずの聖母と子供の間が離れている。聖母は子供に手を差し伸べているが、彼は彼の若いいとこ、バプテスマの聖ヨハネと抱き合い、談笑して祈りに参加している。

子供達と聖母の間には、マリー・マグダレネであろうと思われる女性が描かれているが、過去の文献では、彼女をアレクサンドリアの聖キャサリンであるとの記述が見られる。しかしこれはほぼ間違いであり、マリー・マグダレネであるという説が有力である。

マリー・マグダレネは、キリストを支えており、非常に美しく優しい表情を浮かべている。また、聖母の前には、木のトレイが置いてあり、中には真珠と小剣が入っている。彼女の身体の左肩からショールが少し肩からずれ落ちており、恍惚な色気を醸し出しており、マニエリスム特有の空気感が伝わってくる。

パルミジャニーノの晩年にかけてのこの作品は、彼が頻繁に用いていた構図、片方には一人の人物、そしてもう一方には数人のグループを配置する画法で描かれている。

基本情報・編集情報

  • 画家パルミジャニーノ
  • 作品名聖母と子供、バプテスマ聖ヨハンとマリー・マグダレネ
  • 制作年1535年-1540年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵モリー・ブロックレハースト家 (イギリス)
  • 種類油絵
  • 高さ75.9cm
  • 横幅59.7cm
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