作品概要

輪郭の研究》は、画家のパルミジャニーノによって制作された作品。制作年は1526年から1527年で、個人所有に所蔵されている。

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《輪郭の研究》は、1526年−1527年にかけて、イタリア・ルネッサンス期からマニエリスムを代表する画家、パルミジャーノによって、彼が25歳頃に完成した作品である。

本作品は、茶色のインクとブラシ、そして白のグワッシュ画法で描かれている。グワッシュとは、イタリア語で「水の上」という意味があり、絵の具を水で溶いて一種のゴムのりを混ぜる不透明水彩絵の具を使った画法である。パルミジャーノは油絵のみではなく、本作で使用してあるようなペン、ブラシ、明るいトーンで描くグワッシュ画法の習得にも熱心であった。

横たわっている人物は、聖ジェロームであり、本作の別名にもなっている。眠っている全裸の聖ジェロームの体にまとってあるブランケットが、彼の渦巻くエネルギーを力強く現している。

ダイナミックな構図で描かれた本作は、ブラシで白の絵の具を使用することで、明るさのトーンを微調整した。この画法は正確、そしてバランスよく表現できている。

1526年、現在はロンドンの国立美術館に展示されているパルミジャーノの祭壇画、《聖ヒエロニムスの幻視》の準備段階で描かれた作品であるが、祭壇画よりも本作のほうが、エネルギッシュに描かれている。また、パルミジャーノは彫刻にも恩恵が深く、ミケランジェロの芸術の研究にも熱心であったため、本作にも、体の曲線、筋肉の輪郭などに現れている。

頭部、腕の一部が切り取られているが、パルミジャニーノの作品を保持していた何者かが、カットしてしまったであろうとされる。

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基本情報・編集情報

  • 画家パルミジャニーノ
  • 作品名輪郭の研究
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1526年 - 1527年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵個人所有 (フランス)
  • 種類グワッシュ画法
  • 高さ21.6cm
  • 横幅24.3cm
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