作品概要

エマオの晩餐》は、画家のヤコポ・ダ・ポントルモによって制作された作品。制作年は1523年から1527年で、フィレンツェに所蔵されている。

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ポントルモは1523年から1527年にカルトゥス修道院でこの作品を制作した。この絵は、最後の晩餐の間にキリストが何度も行ったと伝えられるパンをちぎる行為が描かれている。

ガルゾのカーズシアン修道院のゲストハウスのために描かれたが、修道院の抑制に伴い、作品は1810年にアカデミアに移り、その後1948年にウフィツィ美術館のコレクションに移された。

比喩表現のコンセプトは北部の比喩的文化に加え、明らかにデューラーの連続彫刻作品、リトル・パッション(1511)からインスピレーションを得たものである。この素晴らしい作品のこういったスタイルは後にカンバッジョ、ヴェラスケス、ズルバランによって引き続き実験される。

この絵から感じられる、絵の中の出来事と見るものの距離が消え現実により近づいているような感覚は、当時生活していた一般人を背景に描く事や、下部に見えるの弟子たちの大きな裸足(猫の頭が見えるあたり)を描く事によって生み出された効果である。キリストの頭上に見える神の目は後に書き足されたものである。

キリストが修道僧の用意した質素な食事をしている途中に、2人の弟子がこのキリストは一度死に、生き返ったキリストだと気がつく。この絵に見られる自然主義的なディテールは、17世紀に主流になるスタイルを先取りしている。トレント評議会(1545-1563)の後、上部の神の目は、一体になった三つの頭に置き換えられた。

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基本情報・編集情報

  • 画家ヤコポ・ダ・ポントルモ
  • 作品名エマオの晩餐
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1523年 - 1527年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵フィレンツェ (イタリア)
  • 種類油絵
  • 高さ230cm
  • 横幅173cm
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