作品概要

エリザベス訪問》は、画家のヤコポ・ダ・ポントルモによって制作された作品。制作年は1528年から1530年で、カーミゴナノの聖ミシェル教会に所蔵されている。

詳細な画像を見る

マニエリスム第一世代を代表するイタリア画家ポントルモは、フィレンツェから西に35kmほど行ったエンポリという街のポントルメ(Pontorme)という地区の出身であり、ミケランジェロやデューラー、ボッティチェリなどの作品から影響を受けた。ポントルモの大胆な再構成によって「エリザベス訪問(Visitation)」はカーミングナノのサン・ミシェルの教会で最も重要な絵画となった。彼は同じテーマで2回過去に試み(1514と1516年)、この作品は3回目の試みである。「エリザベス訪問(Visitation)」は妊娠した聖母マリアが、妊娠中のいとこエリザベス(洗礼者ヨハネの母)の家を訪問している様子である。この油絵はピナドリ家によって委任され、1528年から1530年の間で制作されたものである。

フィレンツェのマニエリスムの中で最も重要な例の一つであり、それは聖ミシェル教会の中の右の第2の祭壇に位置している。この絵の中に見られる、赤の異なる色合いの虹色の色、グリーンと灰色、引き伸ばされたような構成に置かれた人々、視線が行き交う4人の女性の存在が、この時代の芸術精神を見事に象徴する。この時代、芸術は古典的なスタイルから反古典的なスタイルに変わっていく時期だった。

このような難しい偉業―「エリザベス訪問(Visitation)」を「完璧な作品」に仕上げる―を成し遂げる為にポントルモは美しさと荘厳の理想は何かを求め広範囲な研究をした。2つの試みの後、ポントルモはすべてを一新し、ついに新しい形と図像を発明した。

作品をもっと見る

基本情報・編集情報

  • 画家ヤコポ・ダ・ポントルモ
  • 作品名エリザベス訪問
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1528年 - 1530年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵カーミゴナノの聖ミシェル教会 (イタリア)
  • 種類油絵
  • 高さ202cmcm
  • 横幅156cmcm
  • 更新日
  • 投稿日
  • 編集者
  • エリザベス訪問の感想を書き込む

    こちらで、ぜひ本作品の感想やエピソードを教えてください。作品に関する質問もお気軽にどうぞ。