作品概要

ヴェートゥムヌスとポモナ》は、画家のヤコポ・ダ・ポントルモによって制作された作品。制作年は1520年から1521年で、メヂチ・カントリー・ヴィラに所蔵されている。

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ヤコポ・ダ・ポントルモによるフレスコ画「ヴェートゥムヌスとポモナ」はポギオ・ア・カイアノ(モンタルボノ近く)のメヂチ・カントリー・ヴィラにある。ヴィラは果樹園や庭園の中にあり、夏にはフィレンツェの暑さからの避暑地としても目的もあった。

フレスコ画は、中央ホールのカーブした天井で大きなひとつの半円を取り囲む。 ポントルモの師匠、アンドレア・デル・サートロによって描き始められたジュリウス・シーザー、正面の寓意的な人物像は数十年後にアレサンドロ・アリオリによって完成された。 ポントルモは当初アレッサンドロ・オッタヴィアーノ・デ・メディチとカーディナル・ギウリオ・デ・メヂチ(後のクレメンス7世(ローマ教皇))ジョヴァンニ・ディ・ビッチ、から報酬を受け取った。この絵画では、一般人(裸の青年、果樹を摘み取る農民、木の下でくつろぐ人々)がフレームの中で描かれている。 プトゥー(ふくよかな男の子の形をした天使)は窓を装飾している。

ここで表現されているテーマ「ウェルトゥムヌスとポモナ」は古代ローマの詩人オウィディウスによるラテン文学の名作『変身物語』から引用したものである。神話は、美しいが傲慢な木の妖精ポモナが右下隅に鎌を置いて、自分の果樹園の中に身を隠し、愛の告白をしてくる者達を避けつつ耕作に専念するというものである。 心変わりの多いウェルトゥムヌスは、老婦に化けこの果樹園に潜りこむ(バスケットを持った者)。果樹園の中で老婦は独身のポモナを誘惑的なストーリー(カーペ・ディエムーその日を楽しめー)を用いて美青年ウェルトゥムヌスを選ぶように説得する。最終的にはウェルトゥムヌスは自分の正体を明かす。

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基本情報・編集情報

  • 画家ヤコポ・ダ・ポントルモ
  • 作品名ヴェートゥムヌスとポモナ
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1520年 - 1521年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵メヂチ・カントリー・ヴィラ (イタリア)
  • 種類フレスコ画
  • 高さ104.1cmcm
  • 横幅140cmcm
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