作品概要

カミラ・ゴンザガと3人の息子の肖像》は、画家のパルミジャニーノによって描かれた作品。制作年は1539年から1540年で、プラド美術館に所蔵されている。

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《カミラ・ゴンザガ伯爵夫人と3人の息子の肖像》は、イタリアのマニエリスムを代表する画家パルミジャニーノによって、1539年頃-1540年頃、パルミジャニーノの享年に製作された作品である。

この作品は、カミラの夫、ピエール伯爵を題材として描かれたものあり、同時期に完成している《ピエール・マリア・ロッシ・ディ・サンセカンドのポートレイト》、その他にもいくつかのポートレイトと同じ題材を用いて描かれたシリーズになっている。

当時のスペイン王フィリップ4世は、領土争いをしていたロッシ家とパルマのファルネーゼ一家の争いで、ロッシ家を支援しており、ロッシ家が紛争に勝利したのち、1664年、この絵画がスペインに渡った。その後、1686年、マドリッドにあるアルカサール王宮コレクションの中では、本作品はサン・シグンド伯爵の妻であると記されている。しかし、一方では、この作品はピエール伯爵の妻、カミラであるとされ、いまだにパルミジャニーノの作品と断定できておらず、議論が続けられている。

カミラ伯爵夫人は高価なドレスと宝石を身にまとい、視線の先には彼女の夫である伯爵のポートレイトへと向けられているように描かれている。足元には3人の息子たちが母親に甘えている格好で描かれ、このような構図は当時のイタリア絵画では初めての試みであった。

パルミジャニーノはこの絵画の完成年、1540年に死去したとされており、この作品は彼の死後、別の画家が完成させたという説が有力である。

基本情報・編集情報

  • 画家パルミジャニーノ
  • 作品名カミラ・ゴンザガと3人の息子の肖像
  • 制作年1539年-1540年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵プラド美術館 (スペイン)
  • 種類油絵
  • 高さ128cm
  • 横幅97cm
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