作品概要

ピエール・マリア・ロッシ・ディ・サンセカンドの肖像》は、画家のパルミジャニーノによって描かれた作品。制作年は1535年から1539年で、プラド美術館に所蔵されている。

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《ピエール・マリア・ロッシ・ディ・サンセカンドの肖像》はイタリアのマニエリスムを代表する画家パルミジャニーノによって、1535年頃から1539年頃にかけて、パルミジャニーノ当時37歳頃に完成した作品である。

この作品は、ピエール伯爵を題材として描かれたものあり、同時期に完成している《伯爵夫人と3人の子供の肖像》、その他にもいくつかの肖像画と同じ題材を用いて描かれたシリーズになっている。しかし、この伯爵夫人を題材にして描いた作品は、未だにパルミジャニーノの作品がどうか、断定されていない。また、彼の妻を題材として描いた《伯爵夫人と3人の子供の肖像》は、本作品と並べるとお互いが見つめ合っている格好となり、彼らがお互いに愛し合っている様子を表す。

当時のスペイン王フィリップ4世は、領土争いをしていたロッシ家とパルマのファルネーゼ一家の争いで、ロッシ家を支援しており、ロッシ家が紛争に勝利したのち、1664年、この絵画がスペインに渡った。

ルネッサンス期の伝記作家、ジョルジオ・ヴァッサーリによると、1535年頃から1539年、パルミジャニーノはピエール・マリアの敷地へ避難しており、そこで製作に励んだとされている。

ピエールは剣を腰に携えており、彼の軍事活動の功績を物語っている。窓の外から覗く外の景色は、当時のローマであろう。その他、当時の伯爵の趣味を表す本や彫刻などの品が窓の景色の下方に描かれている。

基本情報・編集情報

  • 画家パルミジャニーノ
  • 作品名ピエール・マリア・ロッシ・ディ・サンセカンドの肖像
  • 制作年1535年-1539年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵プラド美術館 (スペイン)
  • 種類油絵
  • 高さ133cm
  • 横幅98cm
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