作品概要

キリスト磔刑》は、画家のマサッチオによって制作された作品。制作年は1426年で、国立カポディモンテ美術館(ナポリ)に所蔵されている。

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『キリスト磔刑』は1926年前後にて、ルネッサンス期のイタリア人画家マサッチオが描いたパネル画作品である。この作品はマサッチオがイタリアのピサ地方にあるサンタ・マリア・デル・カルミネ教会のために描いた祭壇画の一部分でもある。現在この作品はイタリアのナポリ地方に所在するカポディモンテ美術館にて所蔵されている。

サンタ・マリア・デル・カルミネ教会が1426年12月26日に書かれた記録によると、その年の2月19日に教会はマサッチオに祭壇画の作成を依頼すると共に、報酬として80枚のフローリン金貨を用意した。その後、18世紀に入った後、マサッチオが作成した祭壇画は解体され、各地に分散してしまったが、ジョルジョ・ヴァザーリの著書を元に祭壇画の復元を試みる計画が立ち上げられた。2010年までに祭壇画を構成する11枚のパネル画達が見つけられたが、まだ絵の全体を再構成するには不十分であった。生き残った『キリスト磔刑』もその祭壇画と繋がっているパネル画の内の一枚である。

『キリスト磔刑』は元々祭壇画の中央にあるパネルの上方部に置かれていた。また、この絵の背景は神聖な場面を表現するための中世の公式的なルールとして、不自然な金色が塗られている。しかし、マサッチオは祭壇の前に立つ観客が本当にその場面を目撃しているかのように、後ろからの視点を使用し、より現実的な効果を作り出している。この様に、マサッチオは観覧者と絵画をより深く結びつけ、一般的なキリスト教徒にも『キリスト磔刑』のような神聖的な場面を体感できるよう試みている。

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基本情報・編集情報

  • 画家マサッチオ
  • 作品名キリスト磔刑
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年不明 - 1426年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵国立カポディモンテ美術館(ナポリ) (イタリア)
  • 種類パネル画
  • 高さ83cm
  • 横幅300cm
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