作品概要

十字架降下》は、画家のヤコポ・ダ・ポントルモによって制作された作品。制作年は1525年から1528年で、サンタ・フェリシア教会に所蔵されている。

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十字架降下は1528年に完成された祭壇飾である。イタリアのルネッサンス画家ポントルモによって描かれた、十字架から降ろされたキリストの絵であり、ポントルモの作品の中でも今に残る傑作とされている。木材に油絵の具で描かれいて、フィレンツェのサンタ・フェリシタの教会のカッポーニ教会の祭壇に掲げられている。この絵は、人々が体を揺さぶり悲しみに打ちひしがれている様子が描かれている。彼らは深く彫刻的に、境界のはっきりした明るい色のバリエーションで色付けられている。

渦を為す構成の中心は、中心から少し左に位置するイエスのぐったりした身体の方へと向かっている。彼の体(そして、キリストが引き受けた罪)の重さと彼らの悲しみを支えながら、我々の助力を要求するように見える。十字架はこの絵の中に存在せず、周囲の世界そのものはほとんど消えたように見える。雲と空、地面の影(としわしわの布)と地面の層が悲しむ者達の為に描かれている。色を失う空と地球と対照的に、カラフルな青とピンクが血の気の引いた、ぐったりしたキリストを包む。ポントルモの波打つようなマニエリスム作家特有のゆがみは、発作にも似た激しい嘆きを表わそうとしたものとして解釈されていた。

この絵は完全に固まったように構成されている。伝説によれば、ポントルモはキャンバスの上という、極限まで自身の意思でコントロールできる場所で自分自身を投影したーまるで自画像のようにーという。しかし、この絵の中で最後に最も力強く感情移入させられる人物は、前景の、死体と憂鬱の重みを表情に見せるかがんでいる男である。

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基本情報・編集情報

  • 画家ヤコポ・ダ・ポントルモ
  • 作品名十字架降下
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1525年 - 1528年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵サンタ・フェリシア教会 (イタリア)
  • 種類油絵
  • 高さ313cmcm
  • 横幅192cmcm
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