作品概要

キリストの神殿奉献》は、画家のジョヴァンニ・ベリーニによって制作された作品。制作年は1480年から?で、カポディモンテ美術館に所蔵されている。

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《キリストの神殿奉献》は、イタリアの画家ジョヴァンニ・ベッリーニによる絵画である。

逸話

60年に及ぶキャリアを、ヴェネツィア派の重鎮として過ごしたジョヴァンニ・ベッリーニ。その彼が、20代後半に描いたのが《キリストの神殿奉献》である。

同じ頃に、アンドレア・マンテーニャがまったく同じ構図で《神殿奉献》を描いており、推測ではジョヴァンニ・ベッリーニの姉妹の一人と、マンテーニャの結婚を祝して二人の画家が同じタイトルで描いたといわれている。

人物の描写

画面向かって右側にいる若者二人が、ジョヴァンニ・ベッリーニと兄のジェンティーレ・ベッリーニ、イエスと抱くマリアと老いた夫の聖ヨセフのあいだに描かれているのが兄弟の父ヤコポ・ベッリーニ、そして向かって左側の女性二人が、アンドレア・マンテーニャの妻となったニコレシアと兄弟たちの母アンナの肖像である、というのが通説になっている。

まったく同じ構図、テーマで描かれたアンドレア・マンテーニャの《キリストの神殿奉献》のほうは、向かって右奥に新郎となったアンドレア・マンテーニャ自身、左奥に新婦のニコレシアが描かれている。この二人には、聖人を意味する光輪が描かれていないのが興味深い。

このベッリーニの《キリストの神殿奉献》は、鑑賞者が登場人物たちを身近に感じることができるよう、聖母マリアと聖ヨセフが欄干に寄りかかるようにして描かれている。また、マンテーニャの作品と違い、この絵画に登場する聖人たちには、光輪がなく、いかにも日常生活の一部といった感覚で描かれている。赤と白の対照が作品をより明るいものにしていて、ヴェネツィア派の優美の真骨頂が発揮されている。

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基本情報・編集情報

  • 画家ジョヴァンニ・ベリーニ
  • 作品名キリストの神殿奉献
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1480年 - 不明
  • 製作国不明
  • 所蔵カポディモンテ美術館 (イタリア)
  • 種類板に油彩
  • 高さ116cm
  • 横幅154cm
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