作品概要

ピエタ》は、画家のジョヴァンニ・ベリーニによって制作された作品。制作年は1465年から1470年で、ブレラ絵画館に所蔵されている。

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《ピエタ》は、画家ジョヴァンニ・ベッリーニが、その画業の初期から晩年期に至るまで取り組みつづけた主題のひとつである。

ドナテッロの影響

この絵画は、ベッリーニの絵画の中でも初期の最高傑作と名高い「ピエタ(聖母と聖ヨハネに支えられる死せるキリスト)」を主題に描かれたものである。

悲劇性に満ちた表現と、背景の詩情的な描写など、この人物像に強く表れている構造的造形美や精神性の表現は、初期ルネサンスの三大芸術家の一人である彫刻家・ドナテッロの強い影響を伺える。

図像

キリストの右わき腹に見える傷跡は、キリストの死を確認するためにローマ兵士が持っていた槍で突いたものだとされているが、後にその兵士の名がロンギヌスと誤訳されたり、槍がイエスの処刑自体に使われたという誤認まで生まれることになった。

またキリストを支える聖ヨハネは一世紀に生まれたキリスト教の聖人で、キリスト十二使徒の一人である。同じくキリスト十二使徒の一人であったヤコブ(大ヤコブ)の弟でもある。ヨハネ福音書の著者とされ、エーゲ海の小島に流刑にされたときには、新約聖書の「黙示録」を書いたとされている。

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基本情報・編集情報

  • 画家ジョヴァンニ・ベリーニ
  • 作品名ピエタ
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1465年 - 1470年
  • 製作国不明
  • 所蔵ブレラ絵画館 (イタリア)
  • 種類板にテンペラ
  • 高さ86cm
  • 横幅107cm
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