作品概要

リチャード・サウスウェル卿の肖像》は、画家のハンス・ホルバインによって制作された作品。制作年は1536年から1537年で、ウフィツィ美術館に所蔵されている。

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『リチャード・サウスウェル卿の肖像』は、ドイツ出身の画家ハンス・ホルバイン(子)によって1536年から1537年にかけて描かれた肖像画。フィレンツェのウフィツィ美術館に所蔵されている。ホルバイン円熟期の作品である。

1620年、コジモ2世・デ・メディチが自身のコレクションの不足を埋めるために、アランデル伯爵トマス・ハワードより購入された。コジモが既に没した1621年4月に本作はフィレンツェに到着した。

「サウスウェルの騎士」というタイトルで本作の素描がウィンザー城のロイヤルコレクションに残っている。また、ルーヴル美術館には、ナポレオン侵略の際にパリに持ち込まれた模写が所蔵されている。

1536年に宮廷画家になったばかりのホルバインが本作で描いたリチャード・サウスウェルは、ヘンリー八世に仕える顧問官であり、トマス・モアの政敵でもあった。1534年から1535年にかけては、ノーフォーク州とサフォーク州の州長官を務めている。1539年にはノーフォークのシャイアの騎士として下院議員に選出された。

作品は、ホルバインによる他の肖像画と同じように写実的に描かれている。ホルバインの中立的で冷めた視線で描かれた作品は、モデルの精神とその周辺の空気を絵の中に閉じ込めるようでもある。

絵にはかつて黒檀のフレームがあったが、現在では失われている。メディチ家、アランデル家、サウスウェル家の紋章、そして画家の名前の施された銀のメダルのみ残っている。

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基本情報・編集情報

  • 画家ハンス・ホルバイン
  • 作品名リチャード・サウスウェル卿の肖像
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1536年 - 1537年
  • 製作国イギリス
  • 所蔵ウフィツィ美術館 (イタリア)
  • 種類油彩、テンペラ
  • 高さ47.5cm
  • 横幅38cm
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