作品概要

リスとムクドリと婦人の肖像》は、画家のハンス・ホルバインによって制作された作品。制作年は1526年から1528年で、ナショナル・ギャラリーに所蔵されている。

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『リスとムクドリと婦人の肖像』は、1526年から1528年にかけてドイツの画家、ハンス・ホルバイン(子)によって描かれた肖像画。ロンドンのナショナル・ギャラリーに所蔵されている。

モデルの女性は、フランシス・ロヴェル卿の妻アン・ロヴェルであろうと2004年に特定されている。デビッド・J・キングは彼の著書「ホルバインのリスを抱いた婦人は誰か?」において、描かれているスターリン(Starling、ムクドリ)は、ロヴェル家の住んでいたノーフォーク州イースト・ハーリング(East Harling)との語呂合わせの暗号であると述べている。

本作は、ホルバインが初めてイングランドを訪れた1526年の夏から1528年の夏にかけて描かれたものである。前述のキングは、モデルが毛皮の帽子をかぶっていることから、冬の間に描かれたものである可能性を指摘している。ホルバインはこのイングランド滞在の間、法律家トマス・モアのために大いに働いた。トマス・モアの養女マーガレット・クレメントの肖像では、本作のモデルがかぶっているのと同じ帽子を描いている。ホルバインはまた、ヘンリー・ギルフォード卿、そしてその妻メアリー・ギルフォードの肖像画においても、本作と同じような葉で装飾した背景を用いている。この時期、ホルバインはパターンブックからこのような背景を取り入れていた。彼の生涯の最後の十年で描かれた肖像画は、より伝統的な手法にのっとり、モデルを単純な背景の前に立たせている。

美術史家のジョン・ローランズはこの作品を、「ホルバインの最初のイングランド滞在時に描かれた最も魅力的な肖像画」と評している。

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基本情報・編集情報

  • 画家ハンス・ホルバイン
  • 作品名リスとムクドリと婦人の肖像
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1526年 - 1528年
  • 製作国イギリス
  • 所蔵ナショナル・ギャラリー (イギリス)
  • 種類油彩、テンペラ
  • 高さ54cm
  • 横幅38.7cm
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