作品概要

赤子キリストの礼拝》は、画家のピエロ・ディ・コジモによって制作された作品。制作年は1505?年から1505年で、ローマ・ボルゲーゼ美術館に所蔵されている。

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『赤子キリストの礼拝(または、『キリストの降誕、洗礼者聖ヨハネと二人の音楽を奏でる天使達』)』は、ピエロ・ディ・コジモが描いたトンド(円形絵画)である。

このパネル画は、構成的、象徴的に変わった点がいくつか存在する。絵の中心部の小屋の戸から見える背景には、赤子のキリストの隣に描かれるのが通例であるのにも関わらず 、ナザレのヨセフが雄牛やロバを放牧している姿が描かれている。また、羊飼い達や東方の三博士の代わりに、天使達が丈長のフルートを演奏している姿が描かれている。屋根の梁には、白い鳩が描かれている。おそらく聖母マリアに降りてきた聖霊を示唆していると考えられる。

幼児の聖ヨハネは、袋と敷布の上にいる赤子キリストに意味深長に十字架を渡している。十字架は、キリストの受難の象徴であり、それを予測している。これはトスカーナ地方の絵画に頻繁に描かれている仕草である。聖母マリアは、通常描かれる通りにビザンティウム伝統の星の飾りのついた青い外套を身につけている。その後ろには、質素な鞍がつり下げられている。聖母マリアは暗い背景の中で、輝いているように描かれ、跪いているにもかかわらず、右側に立っている天使達と同じ背の高さで描かれている。

天使達の衣服は、聖母マリアの青と燃えるような赤の服装に呼応するように彩色されている。聖母マリアの姿は、二人の天使達と同様に、このパネルの丸い縁の形にぴったりと収まっている。おそらく、この絵画は、その時代の習慣に基づいて、子供の生誕を祝うために制作されたと思われる。この絵画は、伝統と革新が融合して制作されている。

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基本情報・編集情報

  • 画家ピエロ・ディ・コジモ
  • 作品名赤子キリストの礼拝
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1505?年 - 1505年
  • 製作国イタリア?
  • 所蔵ローマ・ボルゲーゼ美術館 (イタリア)
  • 種類油絵、パネル
  • 高さ140cm
  • 横幅140cm
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