作品概要

蜂蜜の発見》は、画家のピエロ・ディ・コジモによって制作された作品。制作年は1505?年から1510?年で、マサチューセッツ・ウースター美術館に所蔵されている。

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『(ディオニューソスによる)蜂蜜の発見』は、財政支援者ジョバンニ・ヴェスプッチに依頼され描かれたピエロ・ディ・コジモの油絵である。宗教(的権威)とは無関係の題材が描かれており、新しい需要の典型と言える。この絵画は、フィレンツェの依頼者の自宅のために制作された対作品の1つである。この対作品のもう一つの絵画は、『シーレーノスの災難』である。これらの絵画は、自由で、組み合わせにより特徴付けられる構成と、生き生きとした色彩で描かれ、ほぼ突拍子もないとも言えるこっけいさや、機知に富んでいる。

構図の中心にある節くれ立った、折れた木に向かって、両側から種々雑多の森の一団が近寄っている場面が描かれている。描かれている人物のほとんどは、家庭用品を手に持ち、楽器のように振るか、叩くかして音を鳴らしている。これらの活動の目的は、空洞の木の中にいるミツバチの群れをおびき出すためである。そしてその成果として、蜂蜜を発見するためである。蜂蜜の発見は、文明の歴史の中で進歩と考えられており、背景に並列に描かれた、左側の牧歌的な眺めの街と、右側の近寄りがたい未開の風景の対比で象徴的に描かれている。

この場面は、プーブリウス・オウィディウス・ナーソーの著書『祭暦』に記されている、蜂蜜の発見である。この寓話的な場面で、神話上の人物ディオニューソスとアリアドネーは、最前部右側に描かれている。オウィディウスの描写のように、ディオニューソスが彼のサテュロスとマイナスと一緒にいる。ロバの上に乗っている年をとった男は、シーレーノスである。

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基本情報・編集情報

  • 画家ピエロ・ディ・コジモ
  • 作品名蜂蜜の発見
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1505?年 - 1510?年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵マサチューセッツ・ウースター美術館 (アメリカ合衆国)
  • 種類油絵、パネル
  • 高さ80cm
  • 横幅128.5cm
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