作品概要

森の火事》は、画家のピエロ・ディ・コジモによって制作された作品。制作年は1505?年から1505?年で、オックスフォード・アシュモレアン博物館に所蔵されている。

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『森の火事』は、ピエロ・ディ・コジモが描いたパネル画である。ジョルジョ・ヴァザーリの著書によると、この絵画は元々フィレンツェの羊毛商人であったフランチェスコ・デル・プーリージエの部屋に飾るために制作された。この作品は、山火事から逃れようとするおびえた多様な動物達が描かれている。絵画中には、たくさんの動きがあり、その中心として燃え盛る炎が描かれている。描かれている人間は、逃げようとしているか、水を持って火を消そうとしている。構図は、しっかりと固定されていないが、ピエロは樹木の位置でこの絵を分割している。

この絵画は、ルネサンス期に描かれた風景画の初期のものである。ここに描かれている動物達は、実際に存在する動物と、空想の動物の両方ある。例えば、逃げる動物達の中に、人間の顔のある豚と鹿が描かれているが、これらは赤外線テストにより、画家が最後に付け足したものだとわかっている。

この題材は、詩人ティトゥス・ルクレティウス・カルスの『事物の本性について』の5巻に基づいている。また、建築家マルクス・ウィトルウィウス・ポッリオの『建築について』の2巻でも同じ題材が展開されている。 ルクレティウスは、著書の中で、「昔の人間が火に対する恐れを克服し、火を利用し、金属を加工することを身に付けたことから、文明の起源が築かれた。」と言っている。

この作品の装飾の豊かさや、遠くの森で燃え盛る炎の透明な美しさ、珊瑚色を使用した多彩な色彩は、最近行われた清掃により、その良さを再確認できるようになった。

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基本情報・編集情報

  • 画家ピエロ・ディ・コジモ
  • 作品名森の火事
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1505?年 - 1505?年
  • 製作国イタリア?
  • 所蔵オックスフォード・アシュモレアン博物館 (アメリカ合衆国)
  • 種類油絵、木製パネル
  • 高さ71cm
  • 横幅202cm
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