作品概要

アレクサンドリアの聖カタリナの多翼祭壇画》は、画家のシモーネ・マルティーニによって制作された作品。制作年は1319年から1320年で、サン マッテオ国立美術館に所蔵されている。

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『アレクサンドリアの聖カタリナの多翼祭壇画』(『ピサ多翼祭壇画』とも呼ばれる。)は、シモーネ・マルティーニが聖カタリナ教会の主祭壇のために描いた絵画である。この絵画の聖母マリアと子キリストの描かれている中心パネルに、SYMON DE SENIS ME PINXITと署名がある。修道院の記録によると、この多翼祭壇画は1320年には祭壇に飾られていたとのことなので、同年に完成し、1319年に制作が開始されたと考えられる。

この多翼祭壇画はシモーネの作品の中でも、最大のものであり、他にもサブパネルが存在する。7つの主なパネルの他、この絵画の基礎の部分に15名の人物が描かれている。上部に14名、その上の7つの先端部にも7名描かれており、総勢43名である。中心には聖母子像、残りの6つのパネルには左から、聖ドミニク、福音伝道者聖ヨハネ、マグダラの聖マリア、アレクサンドリアの聖カタリナ、洗礼者聖ヨハネ、ヴェローナの聖ペトロとなる。これらのすべての肖像はカスプアーチの中に描かれている。聖母マリアの上には2名の大天使ガブリエルとミカエルがおり、その上には祝福しているキリスト像がある。6名の聖人の上にもまた、2名づつキリストの十二使徒が描かれている。例外として、福音伝道者聖ヨハネは、聖パウロに置き換えられている。

その下の壇の部分には、埋葬されたキリスト、聖母マリアと聖マルコ、それ以外の聖人たちは左から、グレゴリウスとルカ、ステファノとアポロニア、ヒエロニムスとルチア、アグネスとアンブロジウス、トマス・アクィナスとアウグスティヌス、ウルスラとラウレンティウスが配置されている。だが、これらの聖人名の確定は議論の余地があり、美術館によりパネルの配置は変化することがある。

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基本情報・編集情報

  • 画家シモーネ・マルティーニ
  • 作品名アレクサンドリアの聖カタリナの多翼祭壇画
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1319年 - 1320年
  • 製作国-
  • 所蔵サン マッテオ国立美術館 (イタリア)
  • 種類テンペラ、木製パネル
  • 高さ305cm
  • 横幅265cm
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