作品概要

パンチャティキの聖母被昇天》は、画家のアンドレア・デル・サルトによって制作された作品。制作年は1522年から1523年で、ピッティ美術館に所蔵されている。

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『パンチャティキの聖母被昇天』はイタリアのルネッサンス期の画家、 アンドレア・デル・サルトによって1522年から1523年に描かれた絵画。フィレンツェのピッティ 美術館に所蔵されている。

この作品はもともと、バルトロメオ・パンチャティキ(父)によって、フランスにあるノートルダム・ド・コンフォール教会の私用祭壇のために依頼されたが、完成後本作はイタリアに残ることになった。その後、アーニョロ・ブロンズィーノによって肖像画が描かれたバルトロメオ・パンチャティキ(子)が購入した。本作はその後ヤコポ・サルヴィアーティに贈られ、彼の邸宅ヴィッラ・デル・ポッジョ・インペリアーレに置かれることとなった。彼の資産が全てコジモ一世によって押収された後、邸宅とその中のものはすべてコジモ一世の娘イザベッラ・デ・メディチの夫、パオロ・ジョルダーノ・オルシーニのものとなった。1602年に邸宅はメディチ家の元に戻った。その後本作は、1687年にフェルディナンド・デ・メディチのコレクションの一部としてフィレンツェのピッティ宮殿に移された。そのとき、同じく宮殿に移された『パッセリーニの聖母被昇天』と同じフレームに入れるためにサイズを大きくされた。

アンドレア・デル・サルトは1526年に、同じ構成の『パッセリーニの聖母被昇天』(本作と同じくピッティ美術館所蔵)を描いている。作品は二つに階層に分かれており、上部にはプットーに囲まれて天へと昇っていく聖母マリアの姿が、下部には彼女の空っぽの墓のまわりに集まった使徒たちがそれを見上げている場面が描かれている。

アンドレア・デル・サルトは伝統的な「聖会話」の三角形の構図にのっとり、下部にひざまづく二人の使徒を描いている。三角形の頂点は聖母マリアであろう。描かれている人物の何人かはおそらくは実在の人々の肖像画であり、鑑賞者の方を振り向いている使徒は、画家の自画像であるとも言われている。

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基本情報・編集情報

  • 画家アンドレア・デル・サルト
  • 作品名パンチャティキの聖母被昇天
  • 英語名未記載
  • 分類絵画
  • 制作年1522年 - 1523年
  • 製作国イタリア
  • 所蔵ピッティ美術館 (イタリア)
  • 種類板、油彩
  • 高さ362cm
  • 横幅209cm
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